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タイトル 細胞はなぜ「がん」になるのか(サイボウハナゼ「ガン」ニナルノカ)
サブタイトル 理由は代謝リズムの失調 =ワールブルグ効果(リユウハタイシャリズムノシッチョウ =ワールブルグコウカ)
著者 劔 邦夫(ツルギ クニオ)
ジャンル 生命科学、医学
キーワード エネルギー代謝リズム、散逸構造、サイクリックAMP、ミトコンドリア、概日リズム、ワールブルグ効果、がん幹細胞、がん遺伝子、オートポイエシス
ページ数 174
出版社 eブックランド社
予価(税込み) 0円
消費税 0円
ブックID EBLF10121501
フォーマット PDF
著者プロフィール
昭和41年新潟大学医学部卒業。
昭和42年4月新潟大学大学院博士課程入学。生化学を専攻。
昭和53年5月新潟大学医学部助教授。
昭和59年4月山梨医科大学医学部教授。生化学第二教室を主宰。
平成19年3月定年退職。山梨大学名誉教授。
要約
 現在、生命現象は遺伝子の働きで営まれ、がん化は遺伝子の異常によるとされ、その方面から盛んに研究が進められています。しかし、ゲノムの解読も終わり、解析が進んでも、未だにこれらの問題に対する解答は得られていません。むしろ、専門家の間には、手詰まり感が広がっているのが現状です。この本は、これらの問題に対し、代謝それもエネルギー代謝の方面からこれらの問題に切り込んだものです。
 生物ではエネルギー代謝がリズムを形成していることが理論的にも実験的(散逸構造理論やオートポイエシス理論など)にも証明され、生命現象の中核を形成しています。また、正常な細胞は酸素を使う好気的なエネルギー代謝をしていますが、がん細胞は酸素があってもミトコンドリアの呼吸が抑制され、嫌気的な代謝をしています。この現象は、古くから「がんのワールブルグ効果」としてしられていました。がんはヒトなど多細胞生物に見られますが、個体を支える分化(成熟)細胞では代謝は好気的ですが、未分化な幹細胞では嫌気的で、独立して行われています。そして、細胞が幹細胞から分化細胞へシフトする段階で、エネルギー代謝も嫌気的なものから好気的なものにシフトします。この分化過程で、がん遺伝子などの変異によりこの代謝リズムのシフトできなくなると、酸素があっても嫌気的な代謝が継続し、ワールブルグ効果として現れるのです。そのために、好気的な個体のコントロールの効かない「がん細胞」になると考えられます。<br>2012年4月改訂版として発行。

 

 

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